DJI Dock 3 特集

産業用自律型ドックソリューション DJI Dock 3



災害・防災対応、工場警備の新時代を切り拓くDJI Dock 3

DJI Dock 3は、災害や防災対応、工場の警備など、さまざまな分野で活用できる次世代のドローンソリューションです。完全自律運用により、従来の人手に頼る業務を効率化し、安全性を向上させながら迅速な意思決定を可能にします。自治体や企業にとり、災害時の対応力強化や警備体制の革新を実現することが可能です。




DJI Dock 3 の活躍が見込まれる想定シーン


■自治体の危機管理:災害・防災ご担当者様

課題

自治体の防災担当者は、台風や地震、豪雨災害などの発生時に迅速な状況把握を求められます。しかし、人的なパトロールやヘリコプターによる調査には時間とコストがかかり、災害発生直後の情報収集が困難な場合が多々あります。特に、河川の氾濫や土砂崩れの危険性がある地域では、現地に入ること自体が危険であり、リアルタイムで安全に情報を取得する手段が求められています。

解決策

DJI Dock 3は、24時間365日運用可能な自律型ドックソリューションで、災害発生時でもリモート操作により即座にドローンを飛行させ、リアルタイムで被災状況を確認できます。降雨・降雪時や低視界環境下でも稼働できるため、悪天候時の情報収集も可能です。さらに、DJI FlightHub 2との連携により、クラウド上でデータを共有し、迅速な意思決定を支援します。

導入効果

・災害発生直後の状況把握を迅速化し、被害の拡大を防止
・人的リスクを最小限に抑え、安全な場所からの監視が可能
・広範囲の状況をリアルタイムで把握し、適切な対応を指示





■工場・事業所の警備:セキュリティご管理者様

課題

大規模工場では、夜間や休日の警備が必要不可欠ですが、巡回警備員の配置にはコストがかかるうえ、人員不足の課題もあります。また、不審者の侵入や設備の異常検知には迅速な対応が求められるため、従来の監視カメラだけでは死角が生じ、十分な監視体制を確保することが難しい場合があります。

解決策

DJI Dock 3によるドローンを活用した自動巡回警備により、広大な工場敷地内を効率的に監視できます。夜間や天候が悪い環境下でも飛行可能で、赤外線カメラを搭載した Matrice 4TD により、暗所でも鮮明な映像を取得可能です。不審者の検知や異常発生時には、リアルタイムでアラートを送信し、即時対応を促します。

導入効果

・自動巡回による警備体制の強化とコスト削減
・広範囲をカバーし、死角のない監視を実現
・異常検知時の即時対応で被害を最小限に抑制





DJI Dock 3 主なポイント

産業用自律型ドックソリューション「DJI Dock 3」は、降雨や降雪などの悪天候や低視界環境下でも稼働可能で、24時間365日のリモート操作に対応。DJI初の車載対応モデルとして、緊急時の迅速な派遣や長距離点検をより効率的に実施できます。 専用開発されたドローン「Matrice 4D/4TD」は、Matrice 4シリーズと同じカメラを搭載し、飛行性能と防塵防水性能が向上。さらに、DJI FlightHub 2のインテリジェント機能を活用することで、強力な運用能力とクラウドベースのインテリジェンスを実現し、無人運用の敷居を大幅に下げ、運用効率と品質を向上させます。

1.インテリジェント認識

Dock 3 に組み合わせるドローン機体には、AI機能を搭載しており、以下のような警備や災害に適した機能を備えています。

・特定のエリア内で人を検知した際にアラートを発する
・設定した温度を感知した場合にアラートを発する

あらかじめ検出範囲や対象物(人、車両、船舶)、その数や温度を設定することで、それをトリガーとしてアクション(写真・動画の撮影、対象物の捕捉)が可能です。



2.AIによる自動比較・検出機能

定期巡回であれば、合成した広域写真からBefore Afterの相違点を比較、設備の点検であれば亀裂の大小や有無の比較、どこがどのように変化したのか自動的に示します。これまで人が感覚で判断した内容をAIにより効率的に分析可能です。

・自然環境の変化、災害時の前後比較、設備点検
・車両や構造物の有無、配置場所変更の検知









DJI Dock 3 紹介映像




DJI Dock 3

設置環境要件

・GNSS等の衛星受信が可能な開けた環境
・傾斜が5°以内
・水はけが良い場所
・100-240VのAC電源
・インターネット接続(有線LAN接続、STARLINK、4Gドングルなど)


環境適応性

耐熱性

極端な高温に耐えるよう設計されたDJI Dock 3は、気温が50°Cに達する環境でもシームレスに動作し、充電を行い、効率的な運用を可能にします。
最高動作温度:50℃

耐寒性

気温が-20°Cを下回る環境でも、重要なタスクを確実に実行できます。予熱後、気温が-30°Cに達する過酷な環境でも安定して動作できます。
最低動作温度:-30℃

耐風性能

Matrice 4Dと4TDの両機種は、優れた飛行性能を発揮します。12m/sの強風下でも安定した離着陸を実現し、最大32分間の飛行を可能にします。
最大耐風速度:12m/s

堅牢性と信頼性

Dock 3の設計は電子部品を密閉することで内部システムを外部環境から保護し、過酷な環境下でもスムーズな運用を可能にします。
DJI Dock 3:IP56
DJI Matrice 4D/4TD:IP55




幅広い設置場所、長距離伝送

移動車載設置

DJI Dock 3は、移動車載設置に対応するDJI初のDockです。この目的に最適化され、Dockの全体構造、コンポーネント、空調は車両振動試験を受けており、水平キャリブレーションやクラウドベースのドック位置キャリブレーションなどの新機能が追加されています。緊急時の操作や長距離に渡る検査などで、固定設置が一時的に困難な場合には、DJI Dock 3車載ジンバル保護マウントを使用した車載設置が便利な解決策となります。



4Gドングル活用

DJI セルラードングル2を使用すると、機体は4Gネットワークに接続できます。複雑な動作環境では、4GネットワークがO4+映像伝送システムと連携して安定した伝送を確保し、飛行の安全性を高めます。



Dock 3対応 高性能ドローン

防水・防塵仕様のDJI Matrice 4Dと4TDは、DJI Dock 3用に特別設計されており、飛行時間が延長し、DJI RC Plus 2 Enterpriseとペアリングして単独で使用することができます。両方のドローンには、広角カメラ、中望遠カメラ、望遠カメラ、レーザー距離計が搭載されています。

Matrice 4D :プロフェッショナル向けの高精度マッピングや詳細な表面検査に非常に効果的です。
Matrice 4TD:赤外線サーマルカメラと新しいNIR補助ライトを搭載しており、インフラ検査、緊急対応、公共安全など、幅広い用途に適しています。




カメラ仕様

DJI Matrice 4D カメラ

4/3 CMOS
有効画素数20MP
f/2.8-f/11
35mm判換算焦点距離:24mm
メカニカルシャッター
1/1.3インチCMOS
有効画素数48MP
f/2.8
35mm判換算焦点距離:70mm
1/1.5インチCMOS
有効画素数48 MP
f/2.8
35mm判換算焦点距離:168mm
測定範囲:1800 m (1 Hz)
斜入射範囲(斜距離1:5):600 m (1 Hz)
ブラインドゾーン:1 m
測定精度 (m):± (0.2 + 0.0015 × D)

DJI Matrice 4TD カメラ

1/1.3インチCMOS
有効画素数48MP
f/1.7
35mm判換算焦点距離:24mm

1/1.3インチCMOS
有効画素数48MP
f/2.8
35mm判換算焦点距離:70mm
1/1.5インチCMOS
有効画素数48 MP
f/2.8
35mm判換算焦点距離:168mm
測定範囲:1800 m (1 Hz)
斜入射範囲(斜距離1:5):600 m (1 Hz)
ブラインドゾーン:1 m
測定精度 (m):± (0.2 + 0.0015 × D)
解像度 640 × 512
f/1.0
35mm判換算焦点距離:53mm
非冷却VOxマイクロボロメータ
高解像度モードに対応
FOV:6°
照度距離:100 m




長時間飛行、堅牢な保護

フル充電時、Matrice 4D/4TDは15m/sの速度で47分の飛行時間を提供し、運用時間が37%向上しました。半径10kmで運用した場合は、ドローンは18分の作業を可能にします。両モデルは、IP55の防塵・防水性能で過酷な条件に耐えるよう設計されています。



安全運用のための障害物検知

Matrice 4D/4TD用の障害物検知モジュールは、回転するLiDARとミリ波レーダー技術を組み合わせ、複雑な電力線の交差で最大15m/sの速度で12mmのワイヤーレベルの障害物回避を正確に行い、低照度条件での位置決めを強化します。電力配電ネットワークの様々な環境や変電所の複雑なレイアウトでの運用安全性を確保します。



低照度環境で優れた性能を発揮

Matrice 4Dシリーズのドローンは、4つの高解像度・低照度対応魚眼レンズを搭載しており、視覚的な低照度位置決めと障害物検知能力を大幅に向上させています。新しい夜間撮影モードは、フルカラーナイトビジョンを提供します。Matrice 4TDには白黒ナイトビジョンと24時間365日の運用を可能にするIRカットフィルター機能が追加されており、最大100mの距離をカバーできる新しいNIR補助ライトも装備されています。また赤外線サーマルカメラは、最大1280×1024の画像解像度を持つUHR赤外線画像モードと、詳細な温度測定のための高解像度モードをサポートしています。



クリアなビジョンと安定した画像

Matrice 4Dシリーズのドローンは、中望遠カメラと望遠カメラを備え、スタビライズ機構を搭載しています。中望遠カメラは中距離の点検に効果的で、10メートルの距離からピンや亀裂を検出し、変電所などでの計器データも明確に読み取ります。48MPの望遠カメラは、最大250m離れた場所から標識などの詳細を捉えます。
望遠カメラを無風環境でホバリング中に使用する場合、ジンバルは80度上方に傾けることができ、橋の下側の欠陥を明確に見ることができます。アップグレードされたスタビライズ機構により、10倍以上のズームで望遠撮影を行う際にも、被写体を鮮明に保ちます。



高精度測量

Matrice 4Dシリーズのドローンは高精度マッピングに優れ、新しい5方向斜め撮影機能と3方向オルソフォト撮影を提供します。それには、さまざまなマッピング要件を満たすためのリアルタイム地形追従機能も含まれています。DJI FlightHub 2はMatrice 4D/4TDの運用向けにアップグレードされました。このアップグレードにより、スマート3Dキャプチャー、幾何学ルート、勾配ルートを含むさまざまな飛行ルート計画オプションが導入され、詳細なモデリングを確保しながら効率を向上させます。



活用の可能性を広げるアクセサリー

AS1スピーカー
AS1スピーカー

・リアルタイム及び録音アナウンスが可能
・スポットライトとの一体型利用が可能

AL1スポットライト
AL1スポットライト

・ジンバルカメラと連動
・スピーカーとの一体型利用が可能

障害物検知モジュール
障害物検知モジュール

・LiDARとミリ波レーダーによるW検知機能
・12mm以上の物体を検知可能



DJI FlightHub 2インテリジェント機能

DJI FlightHub 2とペアリングすることで、Dock 3はリモート操作のインテリジェンスと効率を大幅に向上させます。


※上記映像に登場する製品はDock3、Matrice4D/4TDではございません。


DJI FlightHub 2とは

DJI FlightHub 2は、産業用ドローンの飛行計画や運用管理をクラウド上で一元化できるプラットフォームです。組織内のメンバーや機体の管理、飛行ルートの作成・共有、ミッションの計画・実行、リアルタイムのデータ確認など、多彩な機能を備えています。ウェブブラウザから飛行ルートを作成し、DJI Dockや対応ドローンに指示を送信することで、遠隔地からミッションの進行状況をリアルタイムでモニタリングできます。また、マップレイヤー機能を活用して3Dマップやオルソモザイク画像を確認し、より精度の高い運用が可能です。これにより、チームの協力体制を強化し、作業効率と生産性の向上を実現します。


DJI FlightHub 2でできること

1. 組織・メンバー管理:柔軟な権限設定で安全な運用を実現
2. プロジェクト管理:現場情報を一元管理し、業務効率を向上
3. Dock製品を使用したドローン遠隔運用:ドローン運用で業務効率化
4. 産業用ドローンの映像共有:リアルタイムな状況把握で迅速な意思決定を支援
5. 撮影データのリアルタイムアップロード:データ共有と解析の効率化を促進
6. クラウドマッピング:3Dモデルとオルソモザイク画像の作成で業務を高度化



カメラの撮影範囲を確認しながら検討可能なウェイポイント飛行

DJI FlightHub 2を介して、容易に他拠点へ映像を配信可能


撮影した画像・映像はクラウド内で一括管理、どこからでも参照可能

データを比較したり注釈を加えることが可能


DJI Dock 3 + DJI FlightHub 2

自動飛行ルート

新しい自動飛行ルートは、公共の安全や検査を含むさまざまなシナリオで役立ちます。飛行ルートが確立されると、ドローンは車両や船舶などの被写体や赤外線温度異常を自動的に検出し、画像や動画をキャプチャしてオペレーターに通知を送信できます。



インテリジェント検知

新しいインテリジェントな変化検出機能により、地域の変化を効率的に定期分析でき、環境保護、自然災害救援、亀裂検出において、より効果的で情報に基づいた意思決定を支援します。



スマートトラック

オペレーターは、Matrice 4Dシリーズの強力な自動ズーム機能を利用して、車両や船舶などの被写体を迅速に追跡し、効率的なフォローアップレビューを行うことができます。



仮想コックピット

仮想コックピットのリモートコントロールインターフェースは、新しいマウスルック機能の導入により大幅に強化されました。この強化により、ドローンは高度とジンバルの向きを自動的に調整し、フレームを迅速かつ正確にセンタリングすることで、「ポイント・アンド・シー」を実現します。



セキュリティ

DJI FlightHub 2がISO 27001認証を取得

DJI FlightHub 2は、AWS(Amazon Web Services)のクラウドサーバーにデータをアップロード、保存、管理します。これらのサーバーはISO/IEC 27001認証を受けており、安全かつコンプライアンスに準拠したデータ処理を保証します。
サーバーは米国バージニア州にあり、ユーザーの要求に応じて、追加サーバーを別の場所にも追加します。遅延の影響を受けやすいサービス(ライブ動画配信など)の場合、ネットワークの遅延を大幅に削減するグローバルサーバーの最適化を実施します。




DJI Dock 3 関連商品一覧



DJI Dock 3
(クリックで商品詳細ページに移動します)


DJI Dock 3 関連商品
(クリックでDJI Dock 3 関連商品ページに移動します)